葉巻

私が18歳にして父よりヘビースモーカーであることを母が知って以来、友人のポールがバルコニーの窓からタバコをくれるようになった。ハバロフスクから小包を手渡されたとき、彼は見かけによらず大雑把な男だと気づくべきだった。誤解しないでほしいのだが、私はロシアのタバコが大好きだ。でも、禁断症状が出始めていて、床にへたりこんで泣きながら自殺を考えていた。
ポールはもちろんこうなることを知っていて、適度なおふざけをした後に手をこすっていたずらっぽく笑う、アニメの小悪党のように大胆にも電話をかけてきて、30日経てば効果がなくなると言った……すぐに元に戻る解毒剤を彼からもらわない限りは。要するに、彼は私が元に戻るために必死になってセックスで奉仕することを望んでいたのだ。しかし驚いたことに、私は彼にハバロフスクから次のタバコのパックを用意するように言った。というのも、ポールはどうすることもできず、その間に彼の小さなペニスの写真を送ってきた。そう、私はこの件についてもっと遠慮すべきだったのだろう、 しかし、この時点では、恥ずかしげもなくチンコをうがいして、バックから一発やりながら泣いている方が、自分は完全にストレートのシスジェンダーで、タバコとビデオゲームで不幸に投資し続けながら、ただそれを待つべきだと自分を納得させようとするより、はるかにマシに聞こえた。男がバルコニーから飛び降りている間に、なぜ私が膣から受胎可能な精子でいっぱいのコンドームを取り出しているのを両親に発見されたのか、説明を考えなければならない方が、はるかにやりがいがあり、他の否定的な考えを抑えることができた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました